令和6年11月12日(火)18時より、AP西新宿およびWEBで特別研修講座を開催いたしました。
本講座は会員限定の内容です。
講師は、養成講座でおなじみの弁護士・江口正夫先生で、題目は「所有者不明土地法に関連する民法の共有に関する改正事項」についてでした。
近年、所有権絶対の原則が見直される中で、特に注目すべきは、共有地における所有者不明の持分の取得や売却が、裁判所の許可のもとで可能になった点です。
この点について、江口先生の
「ここまでやっていいのか」
という言葉には、改正の重大性が強く表現されていました。
さらに、共有持分のない私道からライフラインを引くことが「請求」から「権利」へと変わったことも、実務的に大きな影響を及ぼす改正と言えるでしょう。
あっという間の90分間、江口先生の熱い思いが伝わる内容でした。
改めて感謝申し上げます。