No3367 街路樹に感謝[野口レポート]
前を通る南武沿線道路が開通したのは昭和39年でした。その時から歩道には街路樹の「ゆりの木」が植えられています。落葉樹なのでこの季節になると歩道一面に枯葉が落ちてきます。この落ち葉を掃くのがひと仕事、や …
No336 重さは同じ[野口レポート]
10年ほど前に相続税基礎控除が大幅に引き下げられました。庶民にとって相続税など無縁でしたが、この改正により首都圏ではサラリーマンの相続でも自宅があれば課税の可能性があります。 しかし、相続税には「小規 …
No335 60代の10年間は黄金の時間[野口レポート]
昔は還暦になると、赤いちゃんちゃんこと頭巾をかぶり、お年寄りになったことを祝ったものです。誰が見ても当時の60才は立派な「おじいちゃん・おばあちゃん」でした。 私は昭和21年の生まれです。「光陰矢の如 …
No334 濃紺の背広との別れ[野口レポート]
人生には出会いもあれば別れもあります。10数年間苦楽をともにしながら、私の生き様を見てきてくれたパートナーがいます。それは1着の濃紺の背広です。捨てがたく、もう1年、もう1年と、つい着込んでしまいまし …
No333 生命保険の性質を知る[野口レポート]
生命保険受取金は契約形態により、税法上での扱いが異なります。大きく分けて次の3パターンがあります。契約者が保険料を払っていることが前提です。被保険者とは亡くなった人のことです。 《パターン1》 契約者 …
No332 心に残る相続案件《1》[野口レポート]
この仕事を30年もやっていると、良い悪いは別として、いつまでも心のなかに残る相続案件があります。 祖母、父母、長女、長男、二男が同居している家族がいます。長女のA子さんが小学生の時に両親が離婚しました …
No331 得るは捨つるにあり(パート2) [野口レポート]
人は長い人生のなかで窮地に立ったり、決断を迫られることがあります。それがいつ来るか分かりません。財産や地位や見栄など思い切って捨てる覚悟ができれば光がさしてきます。 いま国会が裏金問題で揉めています。 …
No330 相続と少子化を考える [野口レポート]
私が相続の仕事に就いたのは平成6年です。この時代は遺産分割協議で揉めてしまう相続が少なくありませんでした。が、ここ近年は分割協議で揉めることは減ってきています。 旧家や資産家は別にして、一般的には相続 …
No329 売買と贈与の契約 [野口レポート]
私達が日常さりげなく行っている行動ですが、その多くが契約という法律行為になります。 契約の最たるものである不動産の売買を例にとってみましょう。買主のこの土地を「売ってください」との意思表示(申込)に対 …
No328 二度童子 [野口レポート]
老いて意思能力を失った人のことを、今では認知症とよんでいます。東北地方のある地域では、このようなお年寄りのことを「おじいちゃん・おばあちゃんは、子どもにかえってしまったんだなぁ~」というので、二度童子 …