7月2日(水)相続アドバイザー養成講座の第17講座が行なわれました。
題目は「生命保険と相続対策」です。
講師は田中英雄氏(税理士)です。
田中氏の考える生命保険の相続対策三大特徴です。
➀遺産分割が不要。
➁非課税がある。
➂贈与資金の使途として。
➀相続後すぐに使える資金として子供たちにそれぞれ保険金がおりるようにする。
お金が入ると心が落ち着くのかその後の遺産分割もスムーズにいくことが多いようです。
➁法定相続人2人の場合、預金1000万円を保険に変えると課税されない財産に。
保障が0の保険でも保険と名の付く商品に変えると非課税になります。
➂贈与で問題になるのは、「そのお金本当にあげたの?」
貰ったお金を貰った人が使えばこの疑いが晴れます。
その使い道に一番適しているのが保険。(贈与資金で親を被保険者とした保険に入る。自分の年金保険に入る)
無駄使いせず、目減りせず、所定の要件を満たせば税務署からもおとがめがありません。
この三大特徴、田中氏の私見だといわれましたが、まさにその通りです。
明快でそして愉快なお話。
難解だと思われている生命保険がすっきり理解できました。
ありがとうございます。