1月30日第16回東海地区相続寺子屋が開催されました。
生保・FP・行政書士・司法書士・証券会社・弁護士・不動産業・菰野町社協の理事・介護関係と参加者の職種は幅広く多種多様な方々でした。
テーマ:「不動産相続現場での民事信託の活用」
場 所:ウインクあいち 1109会議室
日 時:1月30日(金)18時~20時
講 師:松原ゆかり氏
(有)ビクトリー
SA協議会理事常務取締役
一般社団法人レグルスなな・代表理事
一般社団法人日本相続学会・会員
講演の概要
Ⅰ 信託のしくみと信託の方法
1 信託とは
2 信託のしくみ
3 信託の方法
4 信託の歴史
Ⅱ 今なぜ信託が注目されるのか
1 新たな機能
2 信託を活用
Ⅲ 相続実務での信託活用法
1 内縁関係
2 実子死亡
3 相続税納税資金確保
Ⅳ 社会貢献につながる信託活用法
内 容 :家族信託に関わりを持ったきっかけから始まり,相続対策の新しい手法として注目される「信託」について仕組みや歴史的背景と共に,現在注目されるようになった理由が解説されました。
その後事例をもとに解説が続き,契約書作成の苦労や傾聴の重要性を語られました。
最後に,活用するお客様の立場にたち、なるべくシンプルにスキームを組み,信託を活用してみたいから信託を活用するのではなく、活用する必要性があるときに活用することが大事です。
そして信託制度本来の目的を見失わずに信託を大事に育ててゆくことが最も重要です。と訴えられました。