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第14回SAたま塾がH27年8月4日(火)認定会員21名の参加で開催されました。
今回は「争族ケーススタディ&調停実務について」と題して弁護士の松村茉里(SA23期生)さんに講義をして頂きました。

 

弁護士以外あまり立ち会う機会の少ない調停実務について「調停手続きの基本」から実際に扱った争族(調停)事例を分かり易く伝えて頂きました。
遺産分割の調停を進める中で相続人から本来のテーマ以外に様々な主張がされます。

 

例えば葬儀費用の負担や相続発生後の家賃等の収入とそれに係る経費の負担についてまた、相続人の一人が故人の口座から無断引き出しをしている場合や遺言書の有効、無効の判断等の決着は別途、不当利得返還請求等の民事訴訟を起こし争うことになります。

 

松村先生は弁護士になった初期段階から相続アドバイザー養成講座を受講されていますので、法律的解決のみならず依頼者の心に寄り添い、少しでも早く穏やかな生活に戻して差し上げることを身上としています。

 

研修会後は近くの地ビールファクトリーのビアホールで懇親会(暑気払い)を賑やかに行いました。
今回はゲストでの服部有紀(34期生)さん、大東文化大学教授の高沢先生(税理士)を迎え、何時もながら時間を忘れ3時間余り情報交換等でたいへん盛り上がりました。

 

次回は10月13日(火)の予定です。