カテゴリー : 相続アドバイザー養成講座

7月23日(水)相続アドバイザー養成講座の第20講座が行なわれました。
題目は「相続アドバイザーの役割と留意点」です。
講師は平井利明氏((有)グッドタイム SA協議会副理事長)です。

相続アドバイザーの役割を事例を基に話されました。
一つの相続にいくつもの難題が含まれています。
相続全体を見て、何を一番優先して行うべきか察知し行動する。
そして紛争が避けられない問題には弁護士を配置。
それぞれの問題に道筋をたてトータル的に解決の方向に導いいていく。
そしてクライアントの「心」をいやす気配り。
相続アドバイザーの役割の大きさが伝わってくる事例です。

平井氏は相続を人生の点と考えています。
親・配偶者の相続を点と考え線であるその人の人生設計を行います。
相続の全体像を見るだけでなく、人生の全体像を見てクライアントを幸せに導くお手伝いをしています。

平井氏は財産の分け方のアドバイスはしません。弁護士法に抵触する可能性があるからです。
クライアントに諭すことは相続争いをすることの愚かさです。
何よりも不幸なことは、子や孫までが相続争いの負の財産を承継してしまうことです。
このことに気が付いてもらい、幸せに導きます。

「相続アドバイザーは知識、人間力を高めなければ出来ない仕事」
第一講座の野口氏から20講座を通じて通じる言葉です。
この講座が新たなスタートです。
今回の講座を機に知り合った仲間が、共に学び、成長し、社会で活躍されることを願っています。
20講座ご苦労様でした。
ありがとうございます。