5月13日(土)相続アドバイザー養成講座の第7講座が行なわれました。
題目/「信託を活用した相続実務」
講師/松原由香里氏((有)ビクトリー)
「どうして信託が必要なのか」
ここをしっかり考えて取組むことが大切です。
信託は遺言書で叶えられないことや、後見制度では出来ない事に柔軟に対応出来ます。
だから信託を活用したくなります。
しかし柔軟が故に、弊害もあります。悪用もされます。
過去の歴史を見ると、弊害が大きくなり信託が制限されました。
過去を繰り返さないため信託制度本来の目的を見失わず信託を大事に育てていくことが大事です。
そのために大切なのが、信託を提案していく者の倫理観です。
事例から松原氏がこのことを真剣に考え実務に取組んでいることが伝わってきます。
又、実務におけるポイント、注意点、ハードルを信託の仕組みと合わせて解りやすく解説して頂きました。
「大切なことは何か」を感じる講座。
ありがとうございます。