カテゴリー : SAえびな, 寺子屋

8月18日第7回相続寺子屋神奈川定例会を開催しました。
講師は、土地家屋調査士の中田隆之氏で、「相続と測量」のお話をいただきました。
ビジターを含め14名の参加でしたが、SA以外の方も2名ご参加いただきました。

 

「筆界」「占有界」「所有権界」の話から始まり、現況測量、確定測量等という測量の基礎、更に「磯野家に学ぶ不動産相続の現場」という実務に則した興味深い講義内容でした。

 

相続トラブルの原因は家族関係にあること、また問題が複雑化するのは不動産の存在であり、その中で「測量」は争続を予防する重要な対策であると中田氏は訴えます。

 

被相続人が生前にできる有効な対策の一つは、測量により土地の権利関係を明確にし、合わせて分割対策も行うことが挙げられます。
円滑な相続のために生前にすべき測量は、不動産を所有するすべての人に当てはまるものだと感じさせられました。

 

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