平成27年10月13日(火)「相続寺子屋 たま塾」が開催されました。
講師/鈴木敏起氏(司法書士・行政書士)
タイトル/「初めての民事信託スキーム・組成奮闘記」
今回の講師である鈴木さんが実際に民事信託を組成した約6ヵ月間の奮闘ぶりを話して頂きました。
いま信託セミナーは花盛りですが、これも出来る・あれも出来ると表面的なメリットばかりが目立ちます。
鈴木さんが社協主催のセミナーで講師を務めた際、15分程度の信託の話しに高齢の受講者の反応が極めて高いことを感じています。
だからと言って最初から信託組成ありきではなく、本当にその依頼者及び家族にとって複数ある各種対応法と比較して信託がベターな選択なのか理解していただくことの重要性を説いています。
日本における信託はまだまだ始まったばかりで専門家の意見も割れています。例えば信託のバイブル的出版本をみても信託は感性だけでやっては危ないと主張する専門家、また、一方で感性に訴える専門家もいます。 等など・・・・・
今回の案件は鈴木さんの実務家としての感性と専門家としての知識の応用力また、同事務所の谷村さん(第35期受講生)との二人三脚で今回の組成が実り今後の大きな一歩となったことは間違いありません。
今後もこのテーマについて継続して学んでいきたいとたま塾の皆さんが望んでいます。