4月18日相続アドバイザー養成講座の第3講座が行なわれました。
題目は「相続税の計算方法」です。
講師は佐藤治夫氏(税理士)です。
相続税がかかるか、かからないか。
かかるとしたら概算でどれくらいか。
これが計算出来るようになるのが今回の講座のテーマです。
そのためのコツが
①相続税法独自の法定相続人を理解する。
②相続税の総額の計算方法を理解する。
③配偶者の税額軽減の考え方を理解する。
④今どの段階の計算をしているのか把握する。
②に関して何度も注意されたのが、
「課税される遺産の総額に税率を乗じるのではない」
ということです。
遺産を①の法定相続人が法定相続分で取得したものと仮定して、各々が取得した遺産に対して税率を乗じるのです。
そして各々に対して算出した相続税の合計額が相続税の総額となります。
この相続税独自の考え方を理解することが大切です。
遺産の分け方によって相続税額が変わるのを避けたいというのが理由です。
相続税の計算方法を学ぶのには相当量の時間がかかります。
しかし、ポイント毎に例題も用意されていて、理解度をチェック出来るようにレジメが構成されています。
しっかりと復習し計算方法を身につけてください。
62ページのレジメを2時間でやり遂げた、講師の佐藤氏、受講生の皆さん御苦労さまでした。