7月10日相続アドバイザー養成講座の第18講座が行なわれました。
題目は「財産診断と相続コンサル事例」です。
講師は福田郁雄氏(㈱福田財産コンサル)です。
行動に移せないコンサルが多いのが現実です。
行動に移すためにはクライアントの価値観にあった提案が必要です。
そして提案は解りやすく。
価値観にあった提案とは。
全体像を把握し、相続後に安心・安定した暮らしを送れるようにしてあげることです。
安心・安定した暮らしとは。
定期的な収入が確保できていること。
将来の相続の分割・納税も心配ないこと。
そして相続税負担も下げる。
これは理想論ではないことが福田氏の事例紹介からわかります。
そして100の案件には100通りの解決策がある。
全て異なるということです。
その解決策を考える統合的問題解決技法を紹介されました。
①現状を把握し ②問題を見つけ ③対策を立案する。
ひとつひとつの項目を発散思考で広範囲で探し、そして収束思考で絞り込む。
思い込みや漏れをなくすためです。
お客様に提案を受け入れてもらい実行に移す契約を結びます。
この時が一番心が重くなるそうです。
お客様の苦しみ不安を、お客様に代わって一手に引き受け、幸せに導く責任を負う瞬間だからです。
喜ぶのはコンサルが成就したときです。
クライアントの立場で仕事をしていることが伝わってくる講座でした。
ありがとうございます。