5月24日相続アドバイザー養成講座の第8・9講座が行なわれました。
第8講座
題目「借金と相続対策」。
講師は椎葉基史氏(司法書士)です。
プラスの財産より、借金が多ければ家庭裁判所で相続放棄の手続が必須です。
何も貰わない遺産分割協議書に署名するのは相続分の放棄で、借金は相続してしまいます。
ここを勘違いしている人が相当数います。
そして相続放棄が出来る期間、相続財産に手を付けると相続放棄が出来ない等々、様々な注意点があります。
放棄出来るかどうかはその人の運命を左右します。
大切なのは、
「放棄が出来る可能性が少しでもあれば、あきらめずにトライすること」
このことを何度も繰り返されていました。
第9講座
題目「老後の安心設計と公証役場の活用」
講師「麻生幸太郎氏(公証人)
最初は、公証役場で出来ること、効用、活用方法のお話です。
そして、メインの公正証書遺言のお話。
様々な文例・事例を元に遺言のポイントを解説されました。
さすが元検事さんというお話が随所に。
歌もあり愉快な2時間でした。