6月14日(土)相続アドバイザー養成講座の第14講座が行なわれました。
題目は「鑑定評価による適正な時価評価とは」です。
講師は芳賀則人氏(不動産鑑定士 SA協議会理事長)です。
初めの事例。接道1.6mの建築不可の土地。
相続税基本通達で計算したときの価格(路線価評価)と実際に売れる価格(時価)が大きく違います。
相続税は時価で申告することが出来ます。
この講座で話すのは全て「時価と路線価評価の違い」についてです。
「これだけで2時間話せるのかという人がいますが、8時間あっても足りない」
この言葉が時価算定の奥の深さを表しています。
低い時価で申告すれば税務署から文句を言われます。
その文句をはねのけ、税務署を納得させます。
裏ワザを使うのではなく、正攻法でいきます。
時価の奥の深さを知ることが、相続アドバイザーにとって必要なことだと感じました。
ありがとうございます。