カテゴリー : 寺子屋, 相続寺子屋 東海

第3回 「東海地区:相続寺子屋」

テーマ : 「信託を活用した相続・事業承継対策」
講師による聴講形式ではなく、ディスカッション形式。
日時 : 5月24日(木)18時~20時
場所 : ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 1306会議室

・不動産開発をする時に信託活用をトライした。直前に先方の状況が変わり、必要がなくなったが勉強になった。平成18年に受益権の販売の講習を受けたことがきっかけだった。法律が変わって新しい可能性が生まれた時は、すぐにトライすることを信条にしている。

・身体に障害を持った孫のために、所有する定借住宅の家賃を孫に年金方式で渡す、という信託を信託会社に委託するため弁護士・税理士などとネットワークを組んで準備した。直前に定借住宅の借家人が離婚したため、実行できなかった経験がある。信託は新しい手法として有効と思う。

・実際に行われた事例(信託契約書)が見てみたい。ケーススタディで勉強してみたい。

・損得勘定だけで判断すれば自ずと答えはあるが、そうではなく被相続人や家族の気持ちを優先して考えるべきである。その時のアドバイスのカードをたくさん持っていることが大事である。信託は、特に有効なカードと思う。

・信託・成年後見人・介護などの比較検討や組み合わせなどを勉強してみたい。

・生命保険信託のスキームと現状を説明。連続受益に着目した内容が支持されている。

・定借が出来た時も今のような感じで、ほとんどの業者がすぐに動かず、他の事例を待っていた。まだ行政担当部署も手続き方法等が分からないような時に、早く着手するとそのknow howとdo howはビジネスチャンスに繋がる。