カテゴリー : 相続アドバイザー養成講座

11月24日、第32期相続アドバイザー養成講座が終了しました。
最終日の2講座は、相続アドバイザー(SA)として
「何が出来るのか」
「実務で注意する点は何か」
を学びました。
これまでの18講座を活かすための講座です。

第19講座
相続アドバイザーとしてできること、できないこと、注意すべきこと。
講師/奈良恒則氏(弁護士 SA協議会理事)

遺産分割協議書を安易に作ることの怖さ。
争いになると法律は武器になること。
その武器を使うプロが弁護士です。
弁護士法72条があるから、注意するのではなく武器の使い方を知らない者が戦場に出ることにリスクがあるのです。

法律紛争性がある場合は弁護士をコーディネートします。
SAは相談者を総合的な判断のもと幸せに導く役割です。
SAの役割を間違えてはいけません。

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第20講座
相続アドバイザーの役割と留意点
講師/平井利明氏(SA協議会副理事長)

相談者は相続という闇夜の世界で不安がいっぱいです。
そんな相談者によりそい、手続をすすめていく仕事が相続アドバイザーです。

遺産分割で指示、説得、交渉は出来ません。
SAの役割は
「争うことの愚かさ」
「本当に大切なものは何か」
に気が付いてもらうことです。
相続を人生の通過点と考え、人生設計までかかわる平井氏のお話は心に響きます。

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