4月25日(土)相続アドバイザー養成講座の第5・6講座が行なわれました。
第5講座
題目/「小規模宅地・不動産譲渡の税制特例」
講師/佐藤健一氏(税理士・不動産鑑定士)
特例の使い方で支払う税金が変わります。
税理士以外のアドバイザーは「特例があるかも」に気が付くことが大切です。
そしてネットワークの税理士に相談する。
しかし、節税をもって遺産分割を先導することはしてはなりません。
税金が安くなっても、遺産分割で揉めたら本末転倒だからです。
「節税対策は円満であることがスタート」
最後に言われた言葉に説得力があります。
第6講座
題目/「相続に活かす、権利を守るための成年後見制度」
講師/中野千津香氏(行政書士)
成年後見制度を一言でいうと
「権利擁護」
その人らしく生きていくため、その人の「権利を主張し獲得していくもの」。
このことを実践している中野氏のお話は心に響きます。
前半は成年後見制度の仕組みを学びました。
アドバイザーが直面する問題のひとつが意思能力。
成年後見は意思能力がない状況で使える唯一の制度です。
ですからこの制度を知ることは不可欠なのです。
制度の仕組みを学び、存在意義を肌で感じれる講座でした。
ありがとうございます。