No328 二度童子 [野口レポート]
老いて意思能力を失った人のことを、今では認知症とよんでいます。東北地方のある地域では、このようなお年寄りのことを「おじいちゃん・おばあちゃんは、子どもにかえってしまったんだなぁ~」というので、二度童子 …
No327 第3相続順位とその対応 [野口レポート]
☆被相続人に子がいる。子が相続人となる第1順位の相続です。父母や祖父母の直系尊属や兄弟姉妹は相続人にはなりません。養子は実子と同じ権利義務を有します。 認知した非嫡出子も先般の民法改正で、実子と同じ相 …
No326 円満相続の心構え [野口レポート]
財産に人の欲と心が複雑に絡んでくる相続は、どうしてもネガティブに考えがちです。今まで多くの相続に立ち会ってきましたが、人生いろいろ 相続いろいろ 相続人もいろいろです。 「明るく、楽しく、清々しく」そ …
No325 これからがスタート [野口レポート]
野口塾の塾生に、福岡からくる女性のMさんがいました。難病を克服し、次は途上国に子ども達の学校を建てる夢の実現です。 もう1人は介護のエキスパートSさんです。モンブランの登頂や、今でも大型バイクに乗って …
No324 すりこ木 [野口レポート]
「身をけずり 人に尽くさん すりこ木の その味知れる 人ぞ尊し」親戚の法事に呼ばれ、会食した日本料理屋さんのグラスのコースターに書いてあった言葉です。この言葉に感動し、コースターは持ち帰りオフィスの …
No323 一日体験入隊 [野口レポート]
野口レポートNO.36号(当時54歳)の復刻版です。 まだ駆け出しですが相続に特化した不動産屋として色々な相談を受けるようになりました。多いのが相続問題と借地問題です。この二つは法律と経済に人の心が絡 …
No323 1本の糸 [野口レポート]
遺産分割協議は数ある相続手続きのなかでも一番ハードルが高い作業です。親が残してくれた財産に感謝し、互いが尊重し譲り合い、円満に収まるところに収まる、こんな相続は感動します。親は故人なので会うことはでき …
No322ストレスのダブルパンチ [野口レポート]
Aさんは相続手続きを自分でやっています。相続税の申告も途中まで手掛けたのですが、「小規模宅地の特例」や「家なき子の特例」で行き詰まってしまい、何とかならないかとの相談でした。 申告期限は1か月後に迫っ …
No321法律と財産を頭から外す [野口レポート]
相続の実務でいつも心がけていることがあります。一度「法律と財産を頭から外し、相続人の幸せを心から考えてみる」ことです。 すると本質が見え目的がはっきりしてきます。 以前扱った案件です。知人の紹介でAさ …
No320 遺言の検認と検索[野口レポート]
遺言には大きく分けると、「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」の2種類があります。自筆証書遺言は、家庭裁判所の「検認」を受け、遺言に「検認証明書」を添付しなければ、銀行預金の解約や不動産などの相続手続が一 …