No258 相続税の大バーゲン[野口レポート]
昭和22年に家督相続から均分相続に相続制度が変わりました。この頃は家制度思考が文化として残っており、長男が同居し親の面倒を見るのは当たり前の話しでした。 家族全員が円形の卓袱台(ちゃぶだい)を囲み夕げ …
No257 相続実務に99%はありません[野口レポート]
動物や植物は死んだり枯れたりしたらそれで終わりです。ところが人間は亡くなると相続が開始するからやっかいです。 相続は人生で何度も経験するものではありません。遺族はどこへ行ったらよいのか、 …
No256 相続の胴体着陸[野口レポート]
乗客・乗員60名を乗せた全日空の“ボンバルディアDHC8-Q400型機”の前輪が出ず高知空港に胴体着陸をしました。この時の様子は当時(2007年)テレビで生中継され、日本中が固唾をのんで見守りました。 …
No255 生産緑地と相続税納税猶予[野口レポート]
私が住んでいる地域も昭和30年代は田や畑も多く、我が家も父親が役所勤めの傍ら半農を営んでおりました。父親が引くリヤカーを母親と一緒に後押したのが懐かしく思い出されます。 田植えから脱穀ま …
No254 今求められる相続コーディネーター[野口レポート]
平成5年に家業のガソリンスタンドを廃業し、五十路を前に一念発起し180度の転身をしたことは以前お話しをしました。残りの人生をかけた大きな決断でした。 スタンド跡地に「借金してマンションを …
No253 6時間出汁昆布セミナー[野口レポート]
NPO法人:相続アドバイザー(SA)協議会の事業に「相続アドバイザー養成講座」があります。今回で第41期となります。 1講座2時間で全20講座あります。この養成講座の第1講座の講師を17年間務めている …
No252 足らぬ幸せ 足りる不幸せ[野口レポート]
昭和39年は、夢の超特急東海道新幹線の開通、ビルの谷間を高速道路がかけめぐり、東京オリンピックが開催された年です。車社会の幕開けでもあり、ガソリンスタンド(GS)は花形産業でした。 そん …
No251 認知症と成年後見制度[野口レポート]
ある息子さんから電話を頂きました。母親は認知症で施設に入所し判断能力がありません。息子さんが銀行の融資を受け、母親の土地を使用貸借(無償)し、その上に家を建てています。母親の土地には銀行の抵当権(物上 …
No250 相続の開始と銀行手続き[野口レポート]
動物は死んだらそれで終わりです。植物も枯れたらそれで終わりです。人間は亡くなると相続が開始します。やらねばならぬことが山積します。そのなかのひとつに銀行手続きがあります。 預貯金の取り崩 …
No249 銭勘定と人感情の借地問題[野口レポート]
借地人「ここに住まなくなったので、借地権を買い取ってくれませんか。」地主「買えだと、とんでもんない。使わなければ無償で返すのが当たりまえだろう。」 借地人「ならば仕方ありません。他の人 …