4月8日相続アドバイザー養成講座の第2講座が行なわれました。
題目は「相続人の確定と戸籍、登記簿の読み方」です。
講師は田中康雅氏(司法書士)です。
前半は相続人の確定と戸籍の見方。
後半は相続に関する登記簿の見方。
単に見方を解説するだけでなく実務においてどういことが問題になるか。
例えば登記簿上で○年○月○日相続と書かれている場合。
遺言によるものか、遺産分割によるものか見分けがつきません。
遺言で登記されている場合、遺留分減殺請求の可能性があります。
不動産を売却する場合はどちらか確認が必要です。
遺留分減殺請求の可能性を排除するため、遺言と内容の遺産分割を行うこともあります。
相続人の心理状態を考慮してアドバイスすることもあります。
アドバイザーが役割を果たせる場面です。
相続手続をする場合、専門家に確認しながらやっていく。
このことの重要性を実感する講座でした。
ありがとうございます。