カテゴリー : 相続アドバイザー養成講座

6月18日(土)相続アドバイザー養成講座の第15講座が行なわれました。

題目は「相続と測量」です。
講師は高橋一雄氏(土地家屋調査士 SA協議会理事)です。

生前測量が大切です。
境界についてよく知っている人が生きているうちに境界を確認しておくことです。
境界紛争が起こらない土地を子孫に残すのは親の務めです。

公法上の境界(筆界)と私法上の境界(所有権界)と事実上の境界(占有界)が異なると境界は揉めます。
境界が揉めている土地は売却が難しく、土地の分筆、土地の物納も出来ません。
境界は何故揉めるか、揉めると相続でどんな影響を及ぼすかを事例を交えてお話されました。

又、相続した土地を売却したときの相続税の取得費加算が来年から厳しくなることで、物納が注目されています。
土地を物納する場合の注意点を解説されました。
ここでも、ポイントは生前測量です。

楽しく、わかりやすいお話ありがとうございます。