カテゴリー : 相続アドバイザー養成講座

4月9日相続アドバイザー養成講座の第2講座が行なわれました。

題目は「相続人の確定と戸籍、登記簿の読み方」です。
講師は田中康雅氏(司法書士)です。

相続人を間違えた遺産分割は無効です。
だから、相続人の確定は相続開始後一番最初に行う重要な作業となります。
具体的には、被相続人の戸籍を出生まで遡り取得します。
戸籍を洩らさず取得し、内容を見落とさず、相続関係図を作成します。

相続人確定作業を自分で行うか、専門家に依頼するかが判断出来たと思います。

不動産登記簿の見方も重要です。
登記原因が「相続」となっていても原因が異なります。
①遺言による相続登記 (遺留分減殺請求の可能性があり)
②遺産分割による相続登記 (相続財産帰属確定)
③法定相続分での相続登記 (遺産分割未了の可能性あり)
実務での注意点が変わってきます。
相続登記の原因を知る重要性を学びました。

相続手続で、気がつかないと大変なことがあります。
知ってるか、知らないか の差です。

貴重なお話ありがとうございます。