第30期SA養成講座を終えた受講生の声

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第30期養成講座を受講した受講生の声です。

 

〇五十嵐宇一氏(行政書士)の感想です。
第30期 相続アドバイザー養成講座 受講を終えて。
1、第30期受講生の皆さん、受講お疲れ様でした。
私は、五十嵐宇一と申します。行政書士を致しております
皆さんと一緒に受講させて戴きましたが、第4期生会員・再受講生です。
受講を終え、私なりに感じたことを述べさせていただきます。
再受講したのは、最近、相続開始前のご相談が増え、もう一度基本を確認し直すと共に、最新の情報を得たいと考えたからです。来年1月から改正相続税法が施行され、相続を取り巻く状況も変わります。
「今でしょう」の流行語ではありませんが、再受講すべくして受講したわけです。
2、受講を終えての感想としては、再受講して良かった、と心の底から思いました。
「平等は公平にあらず。」「相続は心のコンサルティング」カリキュラムの第一講座に載っていますが、野口先生の講義を受けられて、相続アドバイザーとして最も大切なものは何か、感じ取られたでしょうか。
私は、開業13年目を迎えましたが、4期生受講時は、相続問題解決には司法試験で身に付けた法律知識で十分と考えていました。受講してそれが誤りであることに気付かされました。相続問題の一部分しか見ていなかったからです。今でも、そのことを考えると本当に冷や汗ものです。
3、各講座について感想を述べさせて戴きます。
全体的には、アドバイザーとして求められる必須の基礎知識(民法相続編、税法基礎、戸籍、土地評価など)と応用ともいえる実用的な知識・情報を相続に特化した各講師の皆様が具体的に(事例を基に)講義して戴いたと感じました。
相続アドバイザーの名刺を差出したとき、相続人確定、相続税算出に必要な基準、相続財産の算定基準と特例措置などについて質問され、即座に回答できなければ、名刺の肩書が空虚なものになります。
遺言作成に必要不可欠ともいえる、公正役場の利用の仕方も必須な情報です。
相続の前に、成年後見などの問題も、避けて通れない問題です。プロでも余り馴染みの無い家族信託という制度についても知ることができました。
相続税の基礎控除額が低くなります。鑑定評価の問題意識があれば財産価額を減額することも可能になりますし、相続時精算制度や暦年贈与など減額に有効な制度も知ることができました。
基礎控除とは別枠で、生命保険という制度を利用して、実質的に控除額を多くすることも可能です。これらの提案ができるかで相続アドバイザーとしての信頼度も評価も変わってきます。
リスクマネージメントともいえる場面では、アドバイザーとしてできること、避けなければならないことも教えて戴きました。現実問題として肝に銘じるべき事項です。
4、最後に。
この講座を通じて今更ながら痛感したのは、相続は単に財産を法律に従って分割すれば済むものではない。分け合うのであって、奪い合うことではない。まさに争族にならないよう、誠意をもって根気強く相続のプロとしてふるまうことではないかと、この講座を再受講して再認識した次第です。
最後に、次は野口先生よりのアドバイスで、座右の銘とさせて戴いているものです。
アドバイザーは、報酬の多寡ではなくそれが依頼者の人生にとってどれだけ大切かを考えて仕事をすべき。報酬は後から付いてくる。
同期生としてどこかでお会いできることを楽しみにしています。ご縁がありますよう。

 

〇天野 智子氏(㈱ブランチ・オフィス)の感想です。
そもそもの始まりは芳賀先生とのご縁からこの講座を受講する幸運に巡り会えました。
3年前にサラリーマン生活を退職した私に、「50歳になったら相続学校」の受講を芳賀先生に薦められて、時間も十分あるしと軽い気持ちで受講した結果判明したことは私は細かいところが何もわかっていないという事実です。
私は不動産の中でも比較的相続に関連するような癖のある物件ばかり扱う業者でしたので地主さんや税理士さんをはじめとする侍行の方たちとお話しする機会も多く分かったつもりでいた自分が恥ずかしいと赤面状態です。
2年前に会社を立ち上げ、昨年11月に東京に事務所を構えたのを機に直ぐに申込み毎週水曜日の数十年ぶりの学校通いが始まったわけです。
20講座中18講座受講し、ずる休みは1度もありません。素晴らしい(笑)
どの講座の先生も素晴らしく、レジュメは今後の私の仕事の指南書になります。
生命保険は特に興味を持っていた分野だったので、今後深堀させていこうと思います。
これから受講される皆さんには必ず知識が増大することをお約束します。
ただ、はじめの受講動機は今後の仕事のリスクヘッジが大部分だったのですが
最初の野口先生の「心だよ」という言葉が頭から離れず、それぞれの先生方が詳細に知識を教えてくれる中で、それぞれの言葉で「でも大切なのは心だよ」と伝えてくれたことが一番の今後の私の人生への贈り物になったと思います。

第30期の同期の皆様お元気ですか?ご挨拶できなかった方もいらっしゃいますが
今後ともご縁が続けばいいなと思っています。
講師の先生方、協議会の皆様、そして同期の皆様ありがとうございました。
「求められる人間になりたい」と切に思います。
最後になりましたが芳賀先生ありがとうございます。先生とのご縁が続きますように。
今後とも宜しくお願い致します。

 

〇猪熊元気氏(㈱日本財託管理サービス)の感想です。
私は投資用の中古ワンルームマンションを販売・管理する会社に勤務し、日々オーナー様から様々なご相談をお受けしております。
近年、インターネットや各種セミナーを通じて、ご相談に来られる方の知識も増え、対応も複雑化していることを肌で感じていたところ、会社からの提案で、相続アドバイザー養成講座を受けることになりました。

受講する前は、巷に溢れる相続の情報と同じではないのか、という不安もありましたが、第1回目 野口先生の講座で【相続は譲った人が必ず幸せになる】【相続人の幸せを守るために仕事をする】という言葉を聞いた瞬間に、節税ばかりに目が向いていた自分の対応が頭をよぎり、嫌な汗が脇の下を「つぅーっ」と流れ、恥ずかしいという思いが湧き上がると同時に、演台から目が離せなくなりました。

以後、全20回の講座を通じ、様々な分野の専門家に非常に分かり易く、実体験を交えご講演いただき、知識もさることながら、被相続人・相続人の心の部分にアドバイスを行うための糧をいただきました。

相続というビジネスチャンスの幅を広げると同時に、新しいアイディアを生み出すためには、①相続の知識、②各専門家とのネットワーク、③人の心を大切にする人間力が必要だと思います。その鍛錬の場としてこの相続アドバイザー養成講座はうってつけの講座だと言えるのではないでしょうか。

また、芳賀先生も「相続というのは非常に奥が深く、どんなに実績を積んでも、どんなに勉強をしても、まだまだ分からないことがあるから、常に学ぶ姿勢を持ち続けることが重要だ」と仰っていました。私も講座で得た知識と思いを風化させることなく、今後も相続人の幸せのために、学ぶ姿勢を維持し続けていきたいと思います。

最後に、貴重な講義をいただいた芳賀先生をはじめ講師の方々、本講座を運営されている協議会の皆様に感謝申し上げると同時に、今後もNo1の相続講座としてあり続けることを切に願っております。

 

〇永原 昌憲氏(生命保険会社)の感想です。
「相続アドバイザー養成講座を終えて」
まずは、講師の先生、30期の皆さま本当にありがとうございました。

これまで相続については、取れる資格を取り、知ったつもりでいたのですが、去年受けたあるセミナーにて、相続時精算課税や、正しい生前贈与、など知っているだけでは意味がない。
争続にならないために事前にしておくことなど、きちんと知識としてもつけておき、実務でもお客様のお役に立てるよう伝えていくことがとても重要だと痛感致しました。

「もっと深く、相続を勉強したい」
と強く思い、会社の大先輩である浅川さんに相談したところ、
「相続の勉強をするならば、ここ以上わかりやすいところはないよ」
と本講座を紹介していただきました。

受講料は全20回といえども、決して安くはなかったですが、
相続の全体的な勉強をしたい、という強い気持ちが圧倒的に勝りました。
プログラムを見て、ワクワクしたことを今でも覚えています。

会社の仲間にも声をかけたところ、
「ちょうど、勉強したかった」という同志が15人集まり、
毎週水曜日の夜は、仲間と共に受講し、20:40に終わってからはファミレスに集い、復習をし、どう実務に役立てるか、この話が有益になるお客様はどんな方か、など学生時代に戻ったかのような楽しい水曜日でした。

講座内容は、毎週、目から鱗の講座です。
はっきりいって、こういった文章では表現できません。
講師の方のお話はとても楽しく、とても役立つ内容で毎週毎週、知識がついていくことがとても楽しかったです。
7月23日に最後の講座が終わり、翌週から講座がないことが最近では少し寂しいです。

本講座を受ける前と、受けた後で変わったことは、相続について、自信をもった話ができるようになり、自分自身で、今は相続のお勉強をしています。
ということで相続の相談がかなり増えた印象です。(出会うお客様全員にお話しするようにもしています。)
当然、業種の方とのネットワークを作れたことも大きな自信となりました。
是非、次回は上級アドバイザーに挑戦したいと考えております。

 

〇阿部恵子氏(行政書士)の感想です。
20年の専業主婦生活の後、行政書士として業務を開始したと同時に出会ったのが、第14期相続アドバイザー協議会の養成講座でした。
長い年月、社会への関わりが希薄になっていた事もあり、不安や期待、様々な思いをもって受講を始めました。

相続の知識も経験も少ない私にとって、養成講座は気づきの連続で、知識はもとより、講師の先生方の相続への思いのようなものを深く知るところとなりました。

また、慣れない環境の中で気後れしている私に、今は亡き講師のお一人が、
「頑張っていらっしゃいますね」,「お仕事は忙しいですか」といつもお声をかけてくださり、それが何よりの励ましでした。
仕事の後の受講、疲れもピークの時間帯、会場に向かう足取りが重い日もありましたが、受講後は不思議と疲れが消え、意欲が生まれてきたのを覚えています。相続アドバイザー養成講座は、相続専門の行政書士として仕事をさせていただいている私の原点でもあります。

1回目の受講から6年が経ち、その間、仕事からも諸先輩方からもたくさんの事を学ばせて頂きました。しかし6年の時を経ても、まだ学ぶべきことは山積しています。
そして、今年30期として2度目の受講をさせていただきました。

ある日のことです。法律の専門家の方から私の事務所に電話がかかってきました。私が間違った知識を相続人にお伝えしたとのお叱りの電話でした。数年前、遺言に係るある規定が変わった事を、この方はご存じなかったのです。お話の途中ご自分の間違いに気づかれたのか、急いで電話を切られました。わが身を振り返りました。自分にも起こりうることです。常に新しい情報を得て、正しい知識を提供するのが私たち相続にかかわる者の心得であると思いました。
このことも2回目の受講に臨んだ理由の1つです。

第30期相続アドバイザー養成講座受講は、大変有意義な時間となりました。
後見、信託など新しい講座もでき、相続をとりまく環境も大きく変化していることを実感しました。また、自らの知識の欠落の補完作業をするとともに、受講生の方々との交流に心身がリフレッシュされ、新たな気づきをいただき仕事の再始動の機会ともなりました。

養成講座で学ばせて頂いたことが、相続にまつわる様々な問題を解決する力となり、相続後、ご家族が信頼関係を壊すことなく生活が続けられますようお役に立てればと思っています。

最後に、協議会の皆様、講師の方々、そして30期の受講生の皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

〇西村典子氏(司法書士)の感想です。
相続アドバイザー養成講座は、
全講座とても充実した内容で、毎回新しい知識を得られる上に、
相続の現場で活躍されている方々の貴重な経験談を聞くことができ、
受講して本当によかったと思っています。
講師の方々の志の高さに触れることができたことで、
知識だけでなく、相続の相談に取り組む姿勢も学ばせて頂きました。
相続の世界はこんなにも奥深く、こんなにも知らないことが沢山あったのかと
毎回楽しいわくわくした気持ちであっという間に講義が進んでいきました。

依頼者の方にとって最良の解決にたどり着くために、
ネットワークを大切にして、
講座で学んだことを少しでも実践できるよう、
日々研鑽を重ねて行きたいと思います。

講師の先生方、協議会の皆様、また同期の受講生の方々、
ありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。