NPO(特定非営利活動)法人相続アドバイザー協議会とは‥‥
相続に関する諸問題を解決できる専門家を養成することを目的とした団体です。相続に関し悩んでいる、困っているというお客様のために、相続の専門家が全国に広がり、身近に気軽に相談することができるようになること、また協議会の各分野の専門家とのネットワークを活かしてより最適な方法で問題を解決することを追求し、お客様とのパイプがより太くなり信頼関係が深まること、それが私たちの喜びです。
設立趣旨
なぜ相続アドバイザーが必要なのか。
2000年の設立当時は、相続というものを体系的に捉えた学問なり制度はなかったように思います。もちろん相続税法・民法に代表される法律や税理士、弁護士、不動産鑑定士等の専門家によるアドバイスはありました。しかし、基本的には断片的なものに終始しており、いわゆる顧客の立場に立った有機的・機能的・総合的なアドバイスは少なかったのではないかと思います。
そこで、相続に的を絞った講座を創設して、総合的なアドバイスが出来る専門家を育成することとしたのです。
この種の問題は、どこへ、誰に、相談して良いのか、分からずに悩んでいるお客様も多くいます。自分の業務を支点とし、常にお客様と接点を持つことの出来る相続アドバイザーなら、お客様も安心して相談してくれるのではないでしょうか。
相続を取り巻く、法律、税制、関連業種は多岐に亘ります。全てを網羅することは至難の技ですが、問題点を指摘できるような能力があれば、後は各専門家にコーディネイトすれば良いと考えます。
お客様と専門家の間に入り、大局的見地から問題点を指摘し、的確な方向をアドバイスし、お客様の利益を守る相続アドバイザーの養成は、社会的にも意義のあることではないかと確信します。そして相続アドバイザーの役割を果たすためには法律、税務だけでなく「心」の問題が重要だと考え講座を構成しました。
今でこそ相続ブームとなり相続に関わる講座が増えていますが、相続アドバイザー協議会は上記のように相続で不幸になる人を救いたいという理念の基に誕生した団体です。そしてこの理念は今でもぶれることはありません。
理念
相続の研修と実務を通じて、
自分を磨き、
人の役に立ち、
社会に貢献する。
相続アドバイザーは相続人を幸せの道へ案内し、相続人全員に「ありがとうございます」と心から感謝され、報酬を頂く仕事です。
円満相続を成しえたら社会に貢献することになります。社会に貢献している意識が出れば仕事は自然と楽しくなります。
相続の本質を見誤ってしまい幸せになれない相続人は数多くいます。法律や財産や税金だけでなく、人の心の部分を含め大局的な見地からのアドバイス出来る総合力が求められます。
そのため、相続の幅広い知識とネットワークを保ち、感謝と謙虚さを忘れず常に精進し続けることが必要です。同じ理念を持つ仲間と相続の実務を通して学び合うことは自分を磨く最良の方法となります。