第33期SA養成講座を終えた受講生の声

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2月9日(月)第33期相続アドバイザー養成講座が終了しました。
受講された方々の声です。

 

○熱田光代氏(㈲住ステーション浦和)の感想です。

 

今から10年位前の6期で受講しているのですが、改めて最新の情報のもとで勉強しなおそうと、昨年末に決意を新たにしました。(再受講の場合は受講料が半額ですともあったので。

これまで不動産仲介業や管理で多くのお客様と接してきましたが、気が付くと30年近く経っています。
お客様も友人達も年を重ね、自分も同じ領域に達してきて、私の役割は何なのかと思い始めていたところでした。
そして、知っているつもりにさようなら!中途半端な知識や時代遅れの情報に決別し、新たな意識を持って仕事を積み上げていく必要を感じていました。

この養成講座は、巷間の短いセミナーと違い、素晴らしく、かつ誠実に仕事をしている専門家達によるもので、幅広い知識を知恵に変え、人間力でまとめていく姿勢を養っていく講座です。
実践に裏打ちされた講師達の話に耳を傾けると、前回受講の時には実感できなかったものが、約10年の間に経験した数々の成功や失敗のシーンを重ねながら思い浮かべることができ、今まで見えなかったものが、より鮮明に見えてきます。
そうだあの時はああなったけれど、今度はこうしようと、お客様を思い浮かべながら色々なプランが創造できます。

再受講は、知識の単なる復習ではなく、新たな仕事を育む場です。
繰り返し学ぶことで、知識が知恵に変わり、より深い人間力でお客様に接していけるのではと思います。
社会全体が高齢化していく中で、この養成講座の役割がますます重要になっていることを感じました。

先生方、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
講座から巣立ったこれからが、いよいよ本番ですね。

 

○川村英治氏((有)マエストロ)の感想です。

 

私は、M&AやCREなどで使う企業保有不動産の評価をしている会社を運営しています。

今回、相続アドバイザー協議会の養成講座に参加したのは、自身の相続で分割と納税に対して大変な思いをした事がきっかけでした。でもその時は・・弁護士の先生が遺言書を作ってあったのですが???なぜ?
そして素人の私が勝手に思い違いしている事に気が付きました。

その後、相続と言うキーワードに興味を持ち色々な業界の講演を聴いたのですがどこでも節税のテクニックや主催者側の受注に有効な内容ばかりで漠然と疑問を抱いておりました。
仕事上の勉強会で講師にアドバイザー協議会の野口先生の講演を聞いたときにやっと考え方が共感出来る人に出会えたと思いアドバイザー協議会に興味を持ち参加致しました。

仕事がら不動産についての評価の仕方や考え方は、理解していたのですが講義の内容は、相続に対する全体的な見方及び相続後までフォローする所や法的な事柄を事例を挙げながら丁寧な説明と解説、相続人それぞれの立場や人生、気持ちや考え方まで理解して思いやりの心でテクニックを使うと言う内容でした。

しかも表面的な勉強それだけでなく相続と言うキーワードで繋がった仲間も色々な資格者や業界を超えた方々で同じ方向に向かって勉強できる仲間としてのきっかけも出来て今後が楽しみです。
相続問題は、チームワークなのですね。

協会では、税法などの法的改正に対しても変化にいつまでも勉強できる環境を整えているのでこれからも塾生として機会有れば新しい講義に参加したいと思います。

今回、教わった講師の先生方、事務局の方、これからの33期の仲間にご縁をいただき感謝感謝でした。
早く、講義の内容を役立てて私が経験した相続にならぬように悩んでいる方々のお役に立てる様に実務に向かいたいと思います。
最後にこの養成講座(心の相続)を終わって自分自身の行動を考え直す切っ掛けを貰いました。自らは、相手の為に良かれと行動言動していた事が相手に対して決してそうでは、無かったのでは?と思い知らされて・・・自らの心に向かい合う課題が出来てそれも本当に感謝感謝です。

 

○川田洋一氏(司法書士事務所スタッフ)の感想です。

 

先日は、セミナーにて大変お世話になりました。
私は、司法書士事務所にて、主に相続放棄手続や限定承認手続などの業務に携わっており、日々お客様のお困りごとの解決に全力を尽くしております。
私が今回のセミナーに参加させて頂いた理由は、相続に関する仕事をしているとはいえ、相続に関する知識について、ほんの一部分しか精通していないため、お客様が本当に笑顔になって頂ける為には、幅広い知識が必要だと思い、参加させて頂きました。
お客様は、その道のプロに対して助けを求めているのだから、それに対して、的確でかつ迅速な対応ができれば、お客様の信頼を得ることができ、その結果、お客様にとって心からの喜びに繋がっていくと思っております。
私は、このセミナーを受講させて頂いて、『相続』というものは、改めて奥が深くかつ、幅広いものだと痛感しました。私の行っている業務は、その『相続』という枠組みの中では、ほんの一部にすぎません。今回受講したことにより、『相続』についていろんな方向からものを見渡せる広い視野を得た気がします。実際の業務で、お客様が幸せになっていただくためには、この知識はすばらしいツールになると思います。
そして、『相続』とは、この二文字では語りきれないほどの内容の濃さ、関わっている方々の多さを実感しました。お互い専門分野では切磋琢磨するとともに、専門分野ではない事柄についても入口部分の知識は必須であり、不明点があれば聞き合える仲間、各専門分野でご活躍されている方々とのネットワークが、お客様にとっては心強いものに感じるのではないかと思います。

私は、このネットワークを大切にし、全8日間でご教示いただいたことを生かし、お客様が本当に心からよかったと言ってもらえるようなアドバイザーを目指したいと思います。
講師の先生方、そして協議会の皆様、第33期受講されました皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

○原 勝志氏(㈱リスクマネジメント・ラボラトリー)の感想です。

 

私は生損保の代理店と証券仲介業を営むFPです。
日ごろは生命保険のご相談をいただくことが多く、お客様と保障の話する際には生命保険が支払われる時点(相続)の話は避けて通れません。
従って相続という問題は業務上日常的に接する話題なのですが、相続が発生するのはまだまだ先のことという意識がお客様にも私のほうにもあるため、煮詰まった話ができていないと日ごろから感じていました。
このような問題意識を抱えて今回の研修に臨みましたが、まだまだコンサルタントとしてのそこが浅いことを痛感しました。
知識の面は言うまでも無く、相続アドバイザーには相手の心の痛みを感じられる人間力が必要であることも学ばせていただきました。
たしか第1講の野口先生の講義だったと思いますが、知識の面では「一生勉強」、人格においては一生にわたり精進が必要だというお話を聴き、奥の深い仕事であり、やりがいのある分野であると改めて感じました。
また、全20講座それぞれの分野の講義自体は、専門的ではあるものの、専門分野のほんの入り口的な内容でしたので、相続の各分野はなんと奥の深いことかということも強く感じさせられました。
それぞれの講師の方が、ご自身の本業と、ネットワークの中で最適のアドバイスをされているお話を聴き、ネットワークの大切さを改めて感じさせられました。
また斎木先生の「生命保険と相続対策」では私が業務として関わる生命保険のすばらしさを改めて学ばせていただきました。
今後は再受講を続けながら、協議会の皆様とネットワークを結ばせていただき、一生勉強の心構えで相続の分野に関わっていきたいと考えています。