令和6年12月8日第58期SA養成講座が終了しました。
受講生の声をお届けします。
〇伊東良之様(行政書士)の感想です。
この度、第58期相続アドバイザー養成講座を受講させて頂き、誠にありがとうございました。
私は行政書士として「建設業許可」や。「外国人ビザ」を専門としております。
これまで相続手続きについて、わずかですが業務受任することはありました。
しかし、すべて案件が「争続」になり、裁判所に持ち込まれるケースもありました。
このような経緯から相続業務は受任しないことにしていたのですが、
数年前から建設業などの法人の社長から遺言や相続についてご相談を頂くことが増えてきました。
相続人が揉める話ばかり経験してきたので、改めて相続業務に携わることに躊躇していたのですが、事務局の都築様のセミナーを受講する機会があり、遺言等の事前の対策を講じることで「争続」を回避できることが分かりました。
そして、増えていく遺言や相続のご相談にしっかり対応したいと考え、都築様にご紹介頂いた本講座を受講致しました。
本講座では各分野の専門家の先生方からポイントを押さえた内容の講座を受講できます。
また相続業務を体系的に学ぶことができ、大変実践的な内容なので実務に直結しています。
今後も相続アドバイザー協議会を通じて、継続的に学びを深めていきたいと考えています。
〇光成萌香様(会計事務所)の感想です。
私は、北海道札幌市の光成会計事務所で相続担当をしております。
2017年に入社し、総務兼広報を経て、1年前から相続部門に異動しました。
異動のきっかけは、父の相続に対する姿を見て、「その思いを継ぎたい」と感じたことです。
父は当事務所の代表であり、相続アドバイザー協議会の上級資格を持っています。
代表から、「私の相続に対する考え方は相続アドバイザー協議会で学んだものだ」と言われ、今回、私も受講させていただきました。この講座では、税理士、司法書士、弁護士など、さまざまな専門家の視点から相続を学ぶことができ、柔軟な考えを持つことの大事さを実感しました。税法や土地評価の研修もしてきましたが、どうしても理論中心になりがちでした。
この講座を通じて、行きつく先は「人対人」のやりとりであり、亡くなった方の大切な思いを受け継ぐ方々に寄り添う心が何よりも大切だと再認識しました。
また、今回の受講では、行政書士や不動産コンサルタントなど、さまざまな業種の方々と出会えたことも貴重な経験でした。
私たち会計事務所だけでは相続業務を完結させることができない場面もあります。そんな時に相談し合える同志ができたことは、これからの業務において大きな財産になると感じています。
さらに、協議会の評議員である野口賢次様の言葉、「コーヒーに入れるミルクのように、優しさの中に一筋の強さを」というお言葉を以前から拝見していました。優しさと強さを併せ持つことで人間としての魅力が生まれるというお話です。
相続アドバイザー協議会の方々はまさにそのような魅力を持った方ばかりでしたし、私も知識と人格の両方をバランスよく磨き、「心を開いてもいい」と思っていただけるような魅力ある人間になりたいです。
今回、事務所から私を含め3名が参加し、代表と合わせて4人の相続業務に対する価値観を共有できたことが、大きな収穫でした。
価値観が揃うことで業務への姿勢が揃うことを期待します。
この経験を活かし、さらに相続業務に邁進していきます。